Vischio

ロアクロ+アオサキ会話集


萌えアイテム20題:TOY

大きなソファ(アオサキ)

「ア、アオトさん」
「んー?」
「…その」
「どした?」
「い、いえ、やっぱりなんでもないです!」

「…なあサキ」
「はい?」
「…」
「…アオトさん?」
「…もっとそっち行っていいか?」
「! はい、もちろんです!」
「なんだよそんなに嬉しいのか」
「はいっ!……アオトさんは魔法使いさんみたいですね」
「は?なんで」
「だってサキ、アオトさんが近くに来てくれたらいいなって思ってたんです。こうやって、叶えてくれました」
「……ま、まあな。こんなの朝飯前だぜ」

(したいことしただけなんだけど…ま、いっか)
ゲーセンの景品ストラップ(ロアクロ)
「麗珠さん…」
「イヤよ」
「でももう相当な時間を費やしてますが」
「馬渡くん!あのつぶらな瞳が私に“取って”と言っているのがあなたにはわからないの!?」
(…まったくわかりません)

「…ねえ、あなたちょっとやってみてくれない?」
「いいですけど…俺こういうのは苦手なので、取れなくても怒らないでくださいね」

「…麗珠さん」
「うそつき」
「いや、これは本当に偶然で」
「…………私の費やした時間はなんだったのよ」
「……麗珠さん、これいらないんですか?」
「…………いる」
「どうぞ。…それと、俺は麗珠さんと居られて嬉しかったです」
「…ばか」



猫耳カチューシャ(アオサキ)
「サキ…そんな見んな…」
「どうしてですか!すっごく可愛いですよアオトさん!サキ、猫さん大好きです!にゃーにゃー」
「その猫じゃらしはどっからだした…っつーか俺は猫じゃねぇ!!」
「にゃーにゃー」
「…………ったく、」
「にゃーにゃーにゃっ!?アアアアオトさん!猫じゃらしはこっちです、サキじゃないです!」
「ああ悪い、勢いあまってつい。…どうする、まだ遊ぶか?」
「ま、また今度にします!」

「アオトさん、その…お耳に触らせてもらってもいいですか?」
「……どっちの耳だ?」
「?」
「俺のならいいぜ」
「あ、あの…」
「なんだよサキ。遠慮すんなって。触りたいんだろ?」
「さ、触りたいですが、サキが触りたいのは猫さんの……も、もう、アオトさんいじわるです!」

猫耳は罰ゲームかなにかでつけた




鈴つき首輪(ロアクロ)

「…………」
「なあに、その不満そうな顔は」
「不満ですよ、なんですかこれは」
「見ての通り、首輪です」
「それはわかってます。なぜ俺がクローシェ様に首輪をつけられているのかを聞きたいんです」
「あなた、そういうのが好きなのでしょう?」
「な、」
「いいのよクロア。どんな性癖をもっていたとしても、あなたのことならなんでも受け入れられるわ。それに私も嬉しいの。こうして首輪をつけておけば所有者がわかるでしょう?」
「クローシェ様!!」
「あなたはずーっと私の側にいてくれるって言ったものね。…大丈夫、大事に大事にしてあげるわ、私の可愛いクロアちゃん」

「……ッ!!」
「…クロア、どうかした?」
「ゆ、夢……ってクローシェ様!?なん、」

──チリン。

「…………く、首輪!?」
「ふふっ、ごめんなさいね、ちょっとした悪戯を……あら、クロアあなた顔色が」
「俺は、こんなものがなくてもちゃんとあなたの側にいます!」
「え?え、ええ、あ、ありがとう……???」




アリスィーズキッス(ロアクロ)
※調合後



「…クロア、大丈夫?」
「…………苦いです、すごく。そして不味いです」
「そんなことを言われても私にはどうすることも…」
「……クローシェ様、コンセプトはなんでしたっけ」
「お、乙女のキスの味よ、入れ物もこうして可愛らしく……クロア?」
「確かめさせてください」
「あ、あなた、な、なに、なにを急に…近いわ!?」
「近づいてますから」
「っ、目が据わっていてよ。ほら、深呼吸なさい」
「…可愛い乙女のキスの味なんですよね、クローシェ様」
「わ、わかりました、口直しが欲しいのですね!?ほら、丁度ここに猫飴が」
「クローシェ様がいいです」
「────」



「…………」
「大丈夫ですか、クローシェ様」
「──…、クロア!あなた!口直しと言いながら私に飲ませるのが目的だったのね!?」
「いえ、そんなつもりは全く……たぶんですが、粉薬なので俺が飲んだやつが溶けきってなか」
「おだまりなさいっ!!もうこれは処分です、処分します!!」
「さすがにそれは勿体無いかと…一応回復効果もありますし…」
「私の考えていた調合結果はこんな味ではないんです!!」
「…」
「…な、なにかしら」
「……言っても怒りませんか?」
「気になるわ。言いたいことがあるのなら言いなさいクロア」
「…その、予定通りできていたらおいしかったかもしれませんね、と」
「…!……っ、!!」




手作り料理(ロアクロ)

「クローシェ様、お願いですからやめてください!」
「こういうのは練習あるのみだってレグリスが言ってたわ。毎日やればそのうちきっと身になるはずです!」
「俺の家の食材が無駄になります」
「い、言うようになったわね…」
「大体どうして急に料理なんてする気になったんですか」
「だって…男性は手の込んだ手作り料理に弱いものなんでしょう?」
「…誰から聞いたんですか」
「ジャクリよ」
(余計なことを…)
「私も…その、クロアのために何かしたかったし…」
「クローシェ様……そのお気持ちだけで十分です、ありがとうございます。ですが料理は諦めてください」
「くっ……」
「クローシェ様?」
「こ、この鈍感!ええ、ええ、そうでしょうとも。毎日会いたいと思っているのは私だけであなたはそういうことに頓着しないのでしょう」
「…別にそんなことは、」
「それなら!私と会わなかった期間を言ってごらんなさい!昨日までなんの連絡もなく悠々と任務に赴いていたクロア・バーテル!」
「7日です」
「……え、」
「当たりですよね。俺、明日は休暇をもらったのでそちらへ会いに行く予定でした。クローシェ様…………クローシェも、休みだろ?」
「な…っ、なん、」
「ルカと隊長と、それからタルガーナに頼んで合わせてもらった」
「……」
「俺だってクローシェに会いたいし、声も聞きたいと思ってる。だから“毎日”来てくれる分にはいっこうに構わないけど…」
「~~~~っっ!!」
「手作りがいいなら俺が作るから。……明日寝込むことになって休みがつぶれるのも困るしな」
「わ、私も…手伝います。それくらいならいいでしょう?」
「もちろん」
「…………ありがと」

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