小平太/ヒロインちゃんの一番好きなところは?これをされると弱い、というようなドキッとしたしぐさとかありますか?畳む
善法寺「名前の一番好きなところは?」
七松「手だな!」
善法寺「なるほど」
七松「ん?どうして今変な顔をしたんだ?」
善法寺「内面的な話が出てくるかと思ってたからね」
七松「もちろん中身も好きだぞ!そうだな……頑張りやなところが一番好きだ」
善法寺「手の方は?」
七松「撫でられると気持ちいい。あと小さくて可愛い。知ってるか伊作、名前の手はな大体このくらいしかないんだ!」
(自分の手を使って説明中)
善法寺(なんか……本当に犬みたいだ……)
七松「いい匂いがするところも好きだ」
善法寺「へ、へぇ…(これ以上はつっこまない方がよさそう)」
七松「わたしにも名前の匂いがついたらいいのになぁ」
善法寺「よし、次行こう次!“これをされると弱い、ドキッとした仕草”など」
七松「急に弱気になられると焦る」
善法寺「いつも怒られてるから?」
七松「しょんぼりしながら泣きそうになるんだ。そうするとな、言うことなんでも聞きたくなる」
善法寺「……小平太って“飼い犬”じゃなかったっけ」
七松「そうだが」
善法寺(言うこと聞くのは普通じゃないのか…?)
七松「あとなんだ?」
善法寺「あ、うん。ドキッとした仕草だね」
七松「にこって笑ったときだな」
善法寺「いつも怒られてるから?」
七松「それさっきも言ってたぞ伊作。それにいつもじゃない!」
善法寺「嘘だあ」
七松「むっ、よし待ってろ、今証明してやる!」
(いけいけどんどーん!と叫びながら部屋から飛び出す七松)
善法寺「え、ちょっと小平太!」
名前「何度言えばわかるんですか!突然持ち上げて運ぶのはやめてください!!」
七松「伊作に証明するんだ!」
名前「…またわけのわからないことを……私にも都合というものがあるんです!」
七松「あるのか?」
名前「…………今は、残念ながら暇ですけど」
七松「ならいいだろう、ほら!一緒に行こう!」
(名前の手を握る七松)
名前「…もー…ちょっとだけですよ」
答04.七松
966文字 / 2011.08.02up
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