カラクリピエロ

答04.七松

小平太/ヒロインちゃんの一番好きなところは?これをされると弱い、というようなドキッとしたしぐさとかありますか?畳む

善法寺「名前の一番好きなところは?」

七松「手だな!」

善法寺「なるほど」

七松「ん?どうして今変な顔をしたんだ?」

善法寺「内面的な話が出てくるかと思ってたからね」

七松「もちろん中身も好きだぞ!そうだな……頑張りやなところが一番好きだ」

善法寺「手の方は?」

七松「撫でられると気持ちいい。あと小さくて可愛い。知ってるか伊作、名前の手はな大体このくらいしかないんだ!」

(自分の手を使って説明中)

善法寺(なんか……本当に犬みたいだ……)

七松「いい匂いがするところも好きだ」

善法寺「へ、へぇ…(これ以上はつっこまない方がよさそう)」

七松「わたしにも名前の匂いがついたらいいのになぁ」

善法寺「よし、次行こう次!“これをされると弱い、ドキッとした仕草”など」

七松「急に弱気になられると焦る」

善法寺「いつも怒られてるから?」

七松「しょんぼりしながら泣きそうになるんだ。そうするとな、言うことなんでも聞きたくなる」

善法寺「……小平太って“飼い犬”じゃなかったっけ」

七松「そうだが」

善法寺(言うこと聞くのは普通じゃないのか…?)

七松「あとなんだ?」

善法寺「あ、うん。ドキッとした仕草だね」

七松「にこって笑ったときだな」

善法寺「いつも怒られてるから?」

七松「それさっきも言ってたぞ伊作。それにいつもじゃない!」

善法寺「嘘だあ」

七松「むっ、よし待ってろ、今証明してやる!」

(いけいけどんどーん!と叫びながら部屋から飛び出す七松)

善法寺「え、ちょっと小平太!」





名前「何度言えばわかるんですか!突然持ち上げて運ぶのはやめてください!!」

七松「伊作に証明するんだ!」

名前「…またわけのわからないことを……私にも都合というものがあるんです!」

七松「あるのか?」

名前「…………今は、残念ながら暇ですけど」

七松「ならいいだろう、ほら!一緒に行こう!」

名前の手を握る七松)

名前「…もー…ちょっとだけですよ」

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