鉢屋三郎さんへ/主人公がもし色仕掛けをしてきたらどうしますか?あと、いきなり別れるって言われたらどうしますか?畳む
不破「“苗字さんが色仕掛けをしてきたらどうしますか?”」
鉢屋「あいつに色仕掛けができるとは思えない」
不破「根底から否定しないでくれるかな。もしもで考えてよ」
鉢屋「…………それは、手を出していいってことだよな」
不破「まあ…色仕掛けなんだし…三郎が引っかかったら苗字さんにとっては成功だと思うけど」
鉢屋「なんだ」
不破「出す気あったんだ、と思って」
鉢屋「あのな雷蔵。私は別に性欲皆無ってわけじゃないぞ」
不破「性欲とか生々しい言い方しないでくれるかな……三郎は弄ってからかって満足してるもんだと思ってたよ」
鉢屋「それはそれで楽しいからやめないけどな!」
不破「嫌われても知らないから。ってことでもう一つ、突然“別れる”って言われたらどうする?」
鉢屋「信じない」
不破「三郎、言葉足りないよ。その調子で苗字さんに詰め寄っちゃだめだからね」
鉢屋「~~~~ッ、そんなことを言い出した理由を聞く、なるべく、穏便に…これでいいか?」
不破「大丈夫かなぁ…」
+++
鉢屋「名前!」
名前「三郎?どうし…うぶっ、」
(いきなり抱き寄せ)
鉢屋「私は別れないからな」
名前「は!?な、なに、なんなの!?」
答02.鉢屋
642文字 / 2011.07.20up
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