5年へ/久々知といえば夢主をおんぶするイメージがありますが、お姫様抱っこに移行する気はありませんか?笑 他の5年生や立花先輩は夢主が足を怪我したらどんな風に運びますか?畳む
立花「久々知」
久々知「立花先輩…あの、今日はなんですか」
立花「そう警戒しなくても今回名前はいないから安心しろ」
久々知「は、はあ……」
立花「では質問だ。“久々知といえば名前を背負うイメージがあるが、姫抱きに移行する気はないか?”」
久々知「そんなイメージあったんですか…」
不破「あるね」
尾浜「あるある」
久々知「…………お前らいつの間に」
立花「それで答えは?」
久々知「え、ええと…俺は名前が運べるなら別にどっちでも問題ないです。彼女が嫌がらなければ」
尾浜「今までおんぶだったのは?」
久々知「それは、たまたま両手を使いたかったから…だと、思うけど…」
不破「お姫様抱っこって完全に両手塞がるもんね」
立花「──ふむ」
久々知「?」
立花「いや、あえて背負う方を選んでいたのかと思っていたからな」
久々知「臨機応変に行きたいと思ってます、これからも」
尾浜「どっちもおいしいもんな」
久々知「…………勘右衛門」
尾浜「ですよね、立花先輩」
立花「まあな。緊急事態でなければ気分に応じて選ぶのもいい。もっとも名前に選ばせると日が暮れるだろうから、多少嫌がっても押し通せ」
(笑顔で久々知の肩を叩く立花)
久々知「……意外な言葉を聞きました」
立花「そうか?さて、残りの二人も呼べ。あとはお前たちへの質問だからな」
久々知「じゃあ、俺行って来るよ」
不破「うん、よろしく。…………立花先輩、僕らにって」
立花「名前が足を怪我したらどう運ぶか」
尾浜「…お姫様抱っこかな、楽だし」
不破「僕はおんぶかなぁ…お姫様抱っこって顔近くない?」
尾浜「そこがいいんじゃん!あとこう…直に色々触れそうなところが」
立花「…………尾浜は実に健全だな」
尾浜「ありがとうございます。立花先輩はどうなんですか?」
立花「私か?姫抱きだ。ごねて渋っても強引に行けるからな」
尾浜「…ごねられるの前提なんですね」
立花「お前たち相手だって一緒だ。“自分で歩ける”、“大丈夫”…この二つは絶対出てくるぞ」
不破「…………さすがだなぁ」
久々知「お待たせしました」
立花「早かったな」
(かくかくしかじか、尾浜と不破から説明中)
竹谷「俺は肩に担ぐ」
立花「…小平太みたいなやつが五年にもいたのか」
竹谷「え、だって楽じゃないですか?あいつ暴れそうだし」
鉢屋「ははっ、違いない」
尾浜「三郎は?」
鉢屋「腕を貸す」
不破「…………医務室に到着するまですっごく時間かかりそうだね」
立花「鉢屋と名前、根をあげるのが早いのはどっちだろうな」
不破「三郎だと思うな」
竹谷「俺も」
答78.五年+立花
1326文字 / 2011.08.24up
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