カラクリピエロ

質問全文竹谷くん／主人公さんの影丸やネズミ達はちゃんと竹谷くんにもなついているのですか？実際は久々知くんや他のみなさんの方がなついてる、なんてことはあるのでしょうか？畳む

黒木「苗字先輩が飼っている動物についてです」

竹谷「よし、なんでも来い」

黒木「苗字先輩のペットたちは、竹谷先輩にちゃんと懐いていますか？」

竹谷「…………もちろんだ」

黒木（……間が、気になる……）

竹谷「エサの時間なんてそりゃもう大歓迎だぜ？」

黒木「ご飯くれる人って認識されてるんですね」

竹谷「懐いてないわけじゃないんだ、ほんと！ただ名前も一緒にいることが多いから、やっぱこう…本来の飼い主の方にな、いっちまうだけで」

黒木「なるほど。では次の質問を……久々知先輩や、他の先輩方の方に懐いているということはありますか？」

竹谷「…俺より？」

黒木「はい」

竹谷「俺より！？」

黒木「は、はい」

（勢いに押されがちの庄左ヱ門）

名前「たーけーやー！」

竹谷「げ。名前」

名前「なに庄左ヱ門いじめてるの！」

（ぐいっと庄左ヱ門の腕を引いて自分の後ろへ）

竹谷「いじめてねーよ！！」

黒木「ほ、本当です、苗字先輩！ただ、先輩のペットについてお伺いしていただけで」

名前「ペット？私の？」

黒木「はい」

名前「なら私に聞いてくれればよかったのに」

黒木「竹谷先輩をご指名でしたので」

竹谷「そうだよ。むしろお前はお呼びじゃないんだから、あっちいってろって」

名前「(無視)それで、どんな内容？」

黒木「竹谷先輩より久々知先輩や、他の先輩方に懐いてるかどうか…です」

名前「んー……同じくらいじゃない？」

竹谷「へ？そうなのか？」

名前「私から見た感じだとね。特に影丸はわかりやすいけど…久々知くんのことも竹谷のことも大好きみたいだし」

竹谷「確かに…しっぽ振るけどさ……」

黒木「竹谷先輩？」

（こそっと声をひそめる竹谷）

竹谷「……いやな、さっきはああ言ったけど、影丸って微妙に俺を下に見てる気がすんだよな……」

黒木「下、ですか？」

竹谷「動物って大抵上下関係があるからさ、名前が頂点だとして、影丸が来て、俺たちだろうなって」

名前「雪丸──ネズミは、たぶん…竹谷に一番懐いてる気がするなー」

黒木「苗字先輩より？」

名前「世話をね…任せちゃうことが多くて…だから、きり丸にも懐いてるよ」

竹谷「その分お前遊んでやってるだろ」

名前「でも遊んであげるだけの人と、世話してくれる人って比重違うよ」

竹谷「ならもっと構ってやれよ。世話も」

名前「うん、これから頑張る」