きり丸&夢主さん&久々知君へ/きり丸君、夢主さんと一緒にアルバイトをするとしたらなんのアルバイトをしますか?
夢主さん、女装したきり丸君とアルバイトするとしたら何の職がいいですか?
久々知君、女装したきり丸と夢主さんがアルバイトをしていてまるで姉妹のように微笑ましい場合でも嫉妬してしまうんですか?畳む
きり丸「苗字先輩、今度の休み暇っすか?」
名前「うん、あいてるよ」
久々知「ちょ、」
きり丸「バイト!しませんか!?うどん屋なんですけど、人手が足りないんですよ!」
久々知「名前、」
きり丸「あ、久々知先輩もどうです?裏方も募集中なんです。駄目なら他当たるんで──」
久々知「…………行く」
きり丸・名前「「やったー!」」
(勢いできり丸とハイタッチする名前)
名前「裏方ってことは…うどん作るの?」
きり丸「手伝いだと思いますけどね」
名前「…私も、久々知くんの作ったうどん食べたい」
きり丸「じゃあ、店のご主人に頼んでみます」
名前「うん!」
久々知「…嬉しい、のか?」
名前「もちろんだよ!」
久々知「……そっか。なら、いいか今回は」
名前「?」
きり丸「人員確保!なあ、庄左ヱ門もどうだ?」
黒木「……きり丸」
(呆れ顔の庄左ヱ門に誤魔化し笑いをするきり丸)
きり丸「ごめん!悪かったって!つい口が動いてさ」
黒木「まったく…しょうがないな…じゃあ質問するよ?」
きり丸「おう、ドンとこい!」
黒木「“苗字先輩と一緒にアルバイトをするとしたらなんのアルバイトをしますか”」
きり丸「苗字先輩となら、色々…結構なんでも有りだよな。犬の散歩に子守、洗濯とか…さっきも誘ったけど店番もいいし…内職系もいけそうだしさ」
黒木「へえ……」
名前「…ね、久々知くん」
(庄左ヱ門の様子を見て久々知の袖を引く名前)
久々知「ん?」
名前「私今、株上がったっぽくない?」
久々知「…名前は、元々は組の評価高いよ」
名前「え、そう!?」
久々知「そう」
名前「久々知くん眉間に皺」
久々知「……ほぐして」
(言いながら名前の手を握る久々知)
名前「え!?う、だめだめ!今無理!」
久々知「じゃあ後でいいから」
名前「……ん……後で、ね」
(機嫌よく笑う久々知から目を逸らし)
黒木「──苗字先輩」
名前「はい!!」
黒木「? どうしたんですか?」
名前「ななな、なんでもない!私の番?」
黒木「はい。“女装したきり丸とアルバイトするとしたら何がいいですか”」
名前「女装なら、やっぱり店員じゃないかな。きり丸可愛いし、接客上手だし、呼び込みも上手だもんね」
きり丸「へへっ、ありがとうございます!」
黒木「では、最後は久々知先輩に」
久々知「ああ」
黒木「女装したきり丸と苗字先輩のアルバイト姿が、まるで姉妹のように微笑ましい場合でも嫉妬してしまうんですか?」
久々知「…見たわけじゃないからなんとも言えない…というか、客の方に嫉妬しそうな気がする」
黒木「…………今度、一緒にバイトするんですよね?」
久々知「うどん屋だったな」
きり丸「久々知先輩、お客さんのこと威圧しないでくださいね」
久々知「……気をつける」
答70.久々知+きり丸+夢主
1448文字 / 2011.08.19up
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