五年生(主に久々知君)へ/もし、小平太に振り回された夢主ちゃんが頭を強く打って久々知君の事を好きになる前の記憶しか残ってなかったらどうしますか?畳む
不破「…八左ヱ門」
竹谷「んー?」
不破「名前から兵助について聞かれたのっていつか覚えてる?」
竹谷「んなの忘れちまったよ。だいぶ前ってくらいしか覚えてねぇ。なんでだ?」
不破「“名前が兵助のことを好きになる前の記憶しか残って無かったら”って質問があってさ、どれくらい遡るのか気になって」
久々知「詳しく聞かせてもらおうか」
不破「うわっ、びっくりした、はいこれ」
(久々知に紙をパス)
尾浜「少なくとも、八左ヱ門以外のことは忘れてるよね」
久々知「七松先輩が原因…って」
鉢屋「実際そんなことになったら、まずは先輩を締めるよな」
久々知「もちろんだ」
尾浜「えー…まさか真正面からなんて言わないでしょ?」
久々知「当たり前だろ。できれば立花先輩あたりの協力も欲しい」
不破「…………それはそうと、忘れられちゃうのは寂しいね」
鉢屋「そんなの、また思い出させればいい」
竹谷「どうやって」
鉢屋「殴る」
久々知「そんなことしたら俺がお前を殴るからな」
鉢屋「冗談だ!でも同じようにってのは考えるだろ」
尾浜「兵助は、どうしたい?」
久々知「もちろん思い出して欲しいって思うんだろうけど、無理やりだとか急かしてとか、しないように気をつけるかな」
竹谷「それで思い出さなかったらどうすんだよ」
久々知「…………そうしたら、今度は俺が名前を振り向かせるために頑張るさ」
→おまけ
答54.五年(久々知)
792文字 / 2011.07.28up
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