久々知君へ/夢主の好きな部分はどこですか?畳む
今福「久々知先輩、いいですか?」
久々知「……なんか微妙に怯えてないか彦四郎」
今福「いえ、そんな」
(目が泳いでいる)
久々知「何か悪いことしたかな…ごめん」
今福「ち、違うんです、先輩が怖いのは、苗字先輩に関するときだけって、わかってますから!」
久々知「…………あー…ごめんな」
(苦笑する久々知におずおず寄ってくる彦四郎)
今福「今日は、苗字先輩の好きなところを聞きにきました」
久々知「……難しいな」
今福「!?」
久々知「全部、じゃだめか?」
今福「…………そういう意味か」
(ホッとひと安心)
久々知「彦四郎?」
今福「いえ!でも特にここってところはないんでしょうか」
久々知「前に、名前の魅力について答えたことがあるんだけど(※答25)……やっぱり、笑顔だろうな」
今福「お揃いですね」
久々知「うん?ああ、そうか…そうだな」
(名前側の回答(※答12)を思い出して笑う彦四郎につられて笑う)
久々知「……名前は自分で嫌だってよく言ってるけど…時々うっかりしてる所とか、ちょっとドジな所なんかも可愛いと思うよ」
今福「久々知先輩、ありがとうございました!…今回は“オヤクソク”ってないんでしょうか」
久々知「いや、そんなことないさ」
今福「?」
(静かにするよう合図して、戸を引く久々知)
名前「…………」
今福「苗字先輩!」
(固まっている名前ににっこり笑って)
久々知「入らないのか?」
名前「ぐ、偶然、だからね?遊びに来たら、たまたま、気になる話題だったから」
久々知「名前に聞かれて困るようなことは話してないよ」
名前「…………聞いてたから、知ってるよ」
久々知「もう一回言ってもいいくらいだ」
名前「私が耐えられないので遠慮します」
今福(仲良しだなぁ)
答49.久々知
846文字 / 2011.07.26up
edit_square