ヒロインさんへ/もし作法委員会以外の委員会に入るとしたら、どの委員会に入りたいですか?畳む
名前「…立花先輩がわざわざいらっしゃるなんて」
立花「ふふ、さっきな。庄左ヱ門に譲ってもらったのだ」
名前「……」
立花「では、本題に入るぞ。“もし作法委員会以外の委員会に入るとしたら、どの委員会に入りたいか”」
名前「すっっっごく答えづらくしてるじゃないですか!」
立花「そんなことはないだろう。いつものように遠慮せず言いたいことを言えばいい」
名前「……そんないつも遠慮なしみたいに……」
(ぶつぶつ小声でつぶやくのを笑顔で無視)
立花「火薬か?生物か?それとも図書か」
名前「なんですかその選択肢…じゃあ言わせてもらいますけど。どの委員会にも入りたくありません」
立花「おや」
名前「そもそも!私は委員会なんてめんどくさいものに入る気自体持ってなかったんです、それなのに立花先輩が」
立花「名前、私だけが悪いとでも言うような口ぶりはやめろ。強制した覚えはないぞ」
名前「そうですけど……」
立花「ふっ…あの日あの場に居合わせた不運を呪え」(※憎みきれない憎らしさ)
名前「やっぱりわかってて言ってるじゃないですか!!」
立花「物怖じせず噛みついてくる威勢のよさと、物事の先読み具合などを評価して誘ったんだ、胸を張ればいいだろうに」
名前「うわ…今さらっと新事実を……」
立花「私の人選能力はなかなかのものだろう?」
名前「そ、そうやってさりげなく自己アピールですか!!」
立花「顔が赤いようだが」
名前「もういいです、作法以外考えてませんということで、この質問終わりです!!」
立花「ふ…まったく名前は飽きないな」
答19.夢主
797文字 / 2011.07.19up
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