カラクリピエロ

答19.五年+夢主

5年生/七夕はどう過ごしたい?鉢屋君と夢主ちゃんは二人きりがいいですか、それとも皆で賑やかがいい?畳む

名前「七夕はどう過ごしたいですか?」

竹谷「笹飾って願い事書いた短冊つるして、で、飲み会」

尾浜「いいねー、願い事披露もしよう!」

久々知「ヘタなこと書けないな」

尾浜「兵助、まさかお披露目できないような願いごとする気だったの?」

名前「成績アップとか?」

不破「…兵助には必要ないかな」

鉢屋「しかもそれは普通に披露できるだろ」

名前「じゃあ例えばどんなの」

竹谷「可愛い彼女が欲しい」

尾浜「ラブコメ的なハプニング発生希望」

名前「……久々知くん……」

久々知「ちょっと待て!なんでそれが俺の願いみたいになってるんだ!」

不破「苗字さんはなにお願いする?というか、僕らと一緒でいいの?」

名前「全然構わないけど……あ、でも……」

鉢屋「なんだ」

名前「少しでいいから、三郎の時間、ちょうだい」

鉢屋「…………短冊に書いておけ」

名前「! 絶対、絶対叶えてよ!?」

鉢屋「私はどんだけケチ臭い男だと思われてるんだ!」




久々知「ケチと言うか……」

尾浜「ねえ?」

竹谷「普通は短冊に書けとかめんどくさいことさせねーよ」

不破「あ、わかった。短冊欲しいんだよきっと」

尾浜「“三郎の時間が欲しいです”って?…………うわ、なんかずるい」




名前「三郎は何書く気なの?」

鉢屋「…考え中」

名前「本当に?あ、私“三郎が素直になりますように”も書こうかな。あと“三郎が優しくしてくれますように”とか“三郎の悪戯が減りますように”もいいよね」

鉢屋「私だらけだな」

名前「…………また、一緒に七夕できますように、とか、さ」

鉢屋「みんなで?」

名前「……うん」

鉢屋「少なくとも、私は付き合ってやるさ。お前が飽きるまで」

名前「………………」

鉢屋「なんだよ」

名前「ううん、びっくりしただけ。ありがとう三郎」

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