五年生へ/お豆腐は好きですかあ?畳む
名前「“お豆腐は好きですかあ?”」
(にこにこしながら首を傾げる名前の手を両手で握り)
久々知「大好きです」
名前「っ、」
(真っ赤になって口をパクパクさせる名前)
久々知「名前は?」
名前「だ、大好き、です」
久々知「………………」
(ぐっと距離を詰める久々知の肩を掴む竹谷)
竹谷「おい。ちょっと待てこら」
久々知「名前が可愛いから仕方ないんだ」
不破「どういう言い訳なのそれ…」
鉢屋「兵助はたまに馬鹿だよな」
尾浜「とりあえず、おれたち無視すんのやめろマジで」
名前「……ちょっと喜三太っぽく言ってみただけなのに…なんか、もう、心臓痛い…」
(片手で顔を覆いつつその場に座り込み)
久々知「可愛かった」
名前「追い討ちやめて!」
久々知「…そう言われると余計言いたくなるんだけど」
竹谷「もうあっちほっといて勝手に回答しちまおうぜ」
不破「帰りたいんでしょ八左ヱ門」
竹谷「当たり前だろ」
尾浜「豆腐ねー…普通。でも兵助に豆腐で定食組まれたときはちょっと嫌いになった」
竹谷「俺も」
鉢屋「豆腐の味噌汁は好きだな。冷奴とかさ」
不破「うん。おかずで一品程度がいいよね」
尾浜「名前ってほんとに豆腐好きなのかな」
不破「好きなんじゃないの?」
竹谷「いつも美味そうに食ってるしな」
鉢屋「豆腐に限らないだろう、それは」
不破「嫌いじゃないのは確かだよね」
答71.五年
674文字 / 2011.08.19up
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