カラクリピエロ

答63.五年

五年生/五年生の忍たま男子は普段どんな話してるの?畳む

名前「みんなは普段どんな話をしているか、教えてください」

不破「普段……くのたまと大して変わらない気がする」

鉢屋「飯のこととか」

尾浜「授業の話とか?」

久々知「忍務で行った土地の話とかな」

竹谷「どこそこの飯がうまいから今度行こうぜ、なんて話してるよな」

名前「ご飯二回出てきてるんだけど」

鉢屋「くのたまだって甘味の店がどうとか小間物屋の特売がどうとか話すだろ」

久々知「三郎が女子の話題に通じてるのってどうなんだ…」

鉢屋「馬鹿者、話題が豊富で困ることはない。それよりお前も豆腐の話ばっかりしてないで引き出しを増やせ」

尾浜「最近増えたよ」

不破「そう…だね」

名前の方を見る)

名前「?」

鉢屋「そっちも却下だ」

名前「忍たま特有の話題ってないの?」

(顔を見合わせる五年)

竹谷「あるか?」

不破「うーん……あ、くのたま被害の内容かな」

(ぽん、と手を打つ不破)

尾浜「ば、ばか、雷蔵!」

名前「例えば?」

鉢屋「お前たちが仕掛ける悪戯の詳細なんだ、むしろ名前の方が詳しいんじゃないか」

名前「私、教えてもらってないよ」

久々知「なんで?」

名前「知ってたらしゃべっちゃうかもしれないし」

竹谷「俺たちに情報リークしようって気はないのか」

名前「ない」

不破「……名前の笑顔ってちょっと怖いときあるよね」

尾浜「兵助、ちょっと聞き出してこいよ」

久々知「知らない情報をどうやって聞き出すんだ」

鉢屋「そんなの情報持ってこいって流れにするに決まってるだろ」

久々知「無駄だと思うけどな……名前

名前「ん?」

久々知「これからも教えてもらう予定はないのか?」

名前「うん。ごめんね」

久々知「じゃあ仕方ないな」

尾浜「粘れよそこは!」

鉢屋「あいつの“無駄”は自分に対してだったのか…」

不破「どっちにしろ名前も意見変えないと思うけどなぁ」

竹谷「たとえ兵助に頼まれても、って言うよな…たぶん…」

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