夢主様/色の授業で久々知君に高価な簪を買ってもらわなければならない課題が出たとしたら、やりますか?それともこっそり自腹で買っちゃいますか?畳む
尾浜「色の授業で兵助に高価な簪を買ってもらわなければならない課題が出ました」
名前「……うん」
尾浜「名前はやる?それともこっそり自腹で買っちゃう?」
名前「選んでもらうまでならなんとかいけそうだけど、結局出来なくてシナ先生に呆れられるまで簡単に想像できる…」
尾浜「自腹は?」
名前「先生にばれるだろうから、最初からやらない」
尾浜「なるほど。これさ、高価じゃなかったらどう?」
名前「え、うーん……私、そもそもおねだりが苦手だから、結果は変わらない気がする」
尾浜「…おねだりって響きいいよね」
名前「唐突すぎるよ勘右衛門…」
尾浜「ところで実際おねだりされたらどうする兵助」
名前「!?」
久々知「頑張る」
名前「な、久々知くん、」
尾浜「最初からいたから」
久々知「名前は滅多にして欲しいこと言わないから、できるだけ叶えてやりたいって思うよ」
名前「久々知くんは私を甘やかしすぎだよね」
久々知「じゃあもっとわがままになってくれ」
名前「…………勘右衛門」
尾浜「そこでおれに助けを求めるのはどうかと思う」
答37.夢主
623文字 / 2011.07.21up
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