5年へ!/実際のところ、夢主にきゅんとして危うく惚れそうになったことはないんですか?畳む
久々知「“名前にきゅんとして危うく惚れそうになったことはないんですか?”」
尾浜「兵助、棒読み怖い」
久々知「どうなんだ」
不破「なんでそんな取調べみたいな雰囲気なの」
竹谷「この場合どう言ってもお前怒るだろ!」
久々知「そんなことないさ。正直に言えばいいんだ。渡さないけどな」
鉢屋「いらん」
(じろっと鉢屋を睨む久々知)
尾浜「まぁいいか。そこまで言うなら正直に答えるけど、おれはあるよ」
竹谷「ぶはっ、か、勘右衛門、おま…」
尾浜「いや、もう時効かなーって。でもなんていうか、兵助が好きな名前が好きだからなぁおれ」
鉢屋「それ今と変わらないんじゃないか」
尾浜「まあね。でも兵助があれした兵助がこう言った、って嬉しそうな名前は凄くかわいい」
不破「ああ、応援したくなるかんじだね。名前の仕草とか、言葉とか…ドキッとしたことならあるけど、なんていうんだろう…無意識にセーブかかる」
久々知「セーブ?」
不破「かわいいなぁって思うんだけど、うーん…見守りたくなる気持ちに変わるっていうか…」
鉢屋「動物を愛でる感じだろ」
不破「あ、うんうん、それだ!時々すっごくよしよし、ってしたくなる」
尾浜「雷蔵たまにやってない?」
不破「え、嘘だ」
竹谷「いややってるぞ。にこにこしながら頭なでたりしてる」
不破「わあ…名前嫌がってなかったかな…」
久々知「……嫌がってなかった」
不破「兵助は嫌がってる、と。八と三郎は?」
鉢屋「私はない」
竹谷「ほだされてるくせに」
尾浜「放っておけないくせに」
鉢屋「………それは認めてやるが、惚れるのとは違うだろ」
不破「認めたのがまず意外だよ。八は?」
竹谷「ない…と思う、たぶん」
久々知「曖昧だな」
竹谷「いや、よくわかんねぇんだよなほんと。そういう対象としてみたことねーし、見るつもりもねぇけど。最近のあいつはだいぶ女らしくなった気がするな。お前なんかしたのか?」
久々知「八の目がいやらしいだけだ」
竹谷「いやらしいって言うな!」
答23.五年
983文字 / 2011.07.19up
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