久々知へ/ずばり夢主ちゃんをお嫁さんにしたいですか!?理想の家族観とかあればぜひ畳む
斉藤「兵助くんは名前ちゃんをお嫁さんにしたいと思ってる?」
久々知「…………」
斉藤「あれ!?なんで無言…っていうか顔怖いよ!?」
久々知「タカ丸さんに答える必要性を感じないもので」
斉藤「そうかもしれないけど~、気になっちゃうっていうか…」
久々知「まさかタカ丸さん……」
斉藤「え?」
久々知「生憎ですが名前を手放す気はありません。諦めてください」
斉藤「え……?あ、ちょ、違!それ誤解!」
(疑いの目を向ける久々知)
斉藤「うう、信用ない…!いくらおれだって君たちに割り込むほど空気よめなくないよ~」
久々知「……はぁ……わかりました。信じます」
斉藤「よ、よかった」
久々知「その代わり、しばらく名前の半径3m以内に近寄らないでください」
斉藤「遠い!!信じてないよねそれ!?もー…まぁいいや。そっちは一旦置いといて理想の家族観とかある?」
久々知「はあ、家族観ですか」
斉藤「うんうん!ぜひ!」
(メモ用意)
(答えに渋る様子を見せた後、溜息をついて)
久々知「…………家で、」
斉藤「ん?」
久々知「待っていて欲しい、とは思いますね」
斉藤「……あ、奥さん?」
久々知「──くの一を諦めて欲しいのが本音だけど、そうもいかないんだろうか……」
斉藤「兵助くん?」
久々知「でも乱太郎の家みたいに信頼できる仕事パートナーっていうのも……」
(ぶつぶつ言いながらどこかへ向かう久々知)
斉藤「あれ、ちょっと、兵助くん?ねえ、久々知兵助くーん!?」
答10.久々知★
764文字 / 2011.07.15up
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