藤内へ/夢主が怪我をしたとき(火薬委員会体験中の時の)責任をとると言っていましたが、もし本当にとることになったらどうしますか?畳む
立花「藤内、すまん待たせたな」
浦風「立花先輩?あれ…庄左ヱ門は…」
立花「なに、内容が内容なだけに私が代理で請け負ってきただけだ。では質問に移ろうか」
浦風「あ、はい。お願いします」
立花「“名前が怪我をしたとき、藤内は責任を取ると力強く言っていたが、もし本当にとることになったらどうする?”」
(藤内は口をぱくぱくさせて固まっている)
立花「ふふ…藤内、お前が今考えていることを当ててやろう。なぜ私が知っているのか、だろう」
(こくこく頷き)
立花「私の情報網を甘く見るなよ」
浦風「…………すごいです。さすがですね、立花先輩」
立花「お前は素直だな。名前にも見習わせたいところだ」
浦風「え?」
立花「いいや、なんでもないよ。それよりも答えを聞こう」
浦風「は、はい!それはもちろん、喜んで!」
立花「藤内はそれでいいのか?名前だぞ?」
浦風「見ず知らずの女性が相手だったら、さすがに戸惑うかもしれませんけど…元々先輩は僕を助けてくれて、慰めてくれて、笑って許してくれたんです。それに、僕が言い出したことですから」
立花「ふむ」
浦風「だから、そうなったとしても苗字先輩を幸せにできるように頑張ります!」
(笑顔で藤内の頭にぽんぽんと手を乗せる立花)
浦風「立花先輩?」
立花「いい後輩を持ったなと思ってな」
浦風「え、な、なんですか、急に」
立花「照れるな照れるな」
答06.浦風
764文字 / 2011.07.12up
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